欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、売り一服

 3日の欧州外国為替市場でドル円は売りが一服。22時時点では133.10円と20時時点(133.26円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。20時過ぎから米金利の低下に伴って売りが先行。米10年債利回りが3.48%台まで上昇幅を縮小したことをながめ、21時過ぎには132.85円付近まで弱含む場面があった。もっとも、アジア時間につけた安値132.82円が意識されると、米金利が3.52%付近まで戻した影響もあって133円台を回復した。

 ユーロドルは高値圏でのもみ合い。22時時点では1.0865ドルと20時時点(1.0870ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。全般にドル売りが先行した流れに沿って、一時1.0878ドルまで本日高値を更新した。

 米ドルカナダドルは原油先物価格の上昇も支えとなり、一時1.3447カナダドルの安値まで米ドル安・カナダドル高が進んだ。もっとも、その後は米ドルカナダドルの売りも一服した。

 ユーロ円は22時時点では144.62円と20時時点(144.85円)と比べて23銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれて144.30円台まで下落する場面があったが、一巡後は144.60円台まで下げ渋った。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.82円 - 133.76円
ユーロドル:1.0788ドル - 1.0878ドル
ユーロ円:143.63円 - 144.94円

(岩間)
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