東京マーケットダイジェスト・4日 ドル小幅高・株高

(4日終値:15時時点)
ドル円:1ドル=132.88円(前営業日NY終値比△0.42円)
ユーロ円:1ユーロ=144.64円(△0.27円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0885ドル(▲0.0014ドル)
日経平均株価:28287.42円(前営業日比△99.27円)
東証株価指数(TOPIX):2022.76(△5.08)
債券先物6月物:147.48円(▲0.23円)
新発10年物国債利回り:0.375%(△0.010%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.00800%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)           <発表値>    <前回発表値>
3月マネタリーベース(前年比)       ▲1.0%      ▲1.6%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅い。朝方には一時132.17円と昨日安値の132.21円を下抜ける場面があったものの、その後は次第に下値を切り上げる展開に。昨日の海外時間に大きく売りが進んだ反動による買い戻しが入り、14時30分過ぎには132.98円まで反発した。

・豪ドルは豪準備銀行(RBA)の金融政策公表後に弱含む動き。RBAはこの日、政策金利を市場予想通り3.60%で据え置いた。声明文が総じてハト派的な内容と受け止められたため、公表後はやや豪ドル売りに押された。対ドルでは0.6753ドルまで下押ししたほか、対円でも89.65円まで値を下げた。

・ユーロドルは小安い。対円や対豪ドルなどでややドル買いが進んだ流れに沿って、一時1.0883ドルまで売りに押された。

・ユーロ円は強含み。ドル円の上昇につれて円売り・ユーロ買いが進み、144.76円まで値を上げた。

・日経平均株価は3日続伸。昨日のダウ工業株30種平均が上昇した流れを引き継いで、国内株にも買いが入った。もっとも、前日に約1カ月ぶりの高値をつけた後とあって利益確定目的の売りも入りやすく、積極的に上値を試す展開にはならなかった。この日の高値で引けたものの、上昇幅は100円程度にとどまった。

・債券先物相場は4日続落。10年物国債入札への警戒感から売りが先行した。入札が弱い結果となったことが明らかになると下げ幅を拡大。一時147円43銭まで下押す場面も見られた。

(岩間)
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