ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、底堅い

 6日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。24時時点では131.75円と22時時点(131.60円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。一時は3.2477%前後と昨年9月9日以来約7カ月ぶりの低水準を記録した米10年債利回りが3.30%台まで低下幅を縮めるとドル円にも買い戻しが入った。前日の高値131.84円を上抜けて一時131.90円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは一転上昇した。24時時点では1.0923ドルと22時時点(1.0892ドル)と比べて0.0031ドル程度のユーロ高水準だった。22時過ぎに1.0886ドル付近まで売られたものの、アジア時間に付けた日通し安値1.0885ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。ユーロクロスの上昇につれた買いも入ると、一時1.0926ドルと日通し高値を更新した。イースター休暇を控える中、ポジション調整目的のユーロ買い・ドル売りも入ったようだ。
 なお、ユーロ豪ドルは一時1.6392豪ドル、ユーロNZドルは1.7490NZドル、ユーロポンドは0.8786ポンドまで値を上げた。

 ユーロ円はしっかり。24時時点では143.88円と22時時点(143.31円)と比べて57銭程度のユーロ高水準。全般ユーロ買いが進んだ流れに沿って、一時143.96円まで値を上げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:130.78円 - 131.90円
ユーロドル:1.0885ドル - 1.0926ドル
ユーロ円:142.55円 - 143.96円


(中村)
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