ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、戻り鈍い

 4日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。2時時点では131.62円と24時時点(131.81円)と比べて19銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが3.33%台まで低下幅を拡大したことが売りにつながったうえ、ダウ平均が320ドル超下げたことでクロス円を中心に円高が進んだ影響も受けて、一時131.52円まで下値を広げた。

 ユーロ円は軟調。2時時点では144.07円と24時時点(144.58円)と比べて51銭程度のユーロ安水準だった。米国株安を受けてリスク回避の売りが広がり、ユーロ円は143.96円まで下げたほか、豪ドル円は88.59円、カナダドル円は97.70円まで下落した。

 ユーロドルは伸び悩み。2時時点では1.0946ドルと24時時点(1.0969ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ安水準だった。株安に伴ってユーロ円が下落した影響から1.0973ドルを頭に上値が重くなった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:131.52円 - 133.17円
ユーロドル:1.0883ドル - 1.0973ドル
ユーロ円:143.96円 - 145.43円

(越後)
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