欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、戻り鈍い

 11日の欧州外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。22時時点では133.10円と20時時点(133.03円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。20時過ぎに132.97円まで下落したが、米10年債利回りが3.41%台まで低下幅を縮めたことを支えに133.34円付近まで反発した。ただ、米金利が再び低下すると上値が重くなるなど、金利に振らされる展開となっている。

 ユーロ円は買い一服。22時時点では145.25円と20時時点(145.30円)と比べて5銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が反発したタイミングで一時145.43円と本日高値に面合わせしたが、その後はやや伸び悩んでいる。
 なお、NZドルは軟調。欧州序盤からの弱い地合いが継続し、対ドルで0.6204米ドル、対円で82.59円まで下値を広げている。

 ユーロドルは22時時点では1.0913ドルと20時時点(1.0922ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:132.97円 - 133.69円
ユーロドル:1.0854ドル - 1.0927ドル
ユーロ円:144.88円- 145.43円


(越後)
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