欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、弱含み

 7日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。20時時点では131.53円と17時時点(131.88円)と比べて35銭程度のドル安水準だった。特に新規の取引材料が伝わったわけではないが、節目の132.00円手前で上値の重さを確認すると、3月米雇用統計を控えた持ち高調整売りに押された。アジア時間につけた安値131.57円を下抜けて、一時131.53円まで値を下げた。

 ユーロ円も弱含み。20時時点では143.63円と17時時点(143.93円)と比べて30銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれた円買い・ユーロ売りが進み、一時143.59円の安値まで下押しした。

 ユーロドルは20時時点では1.0921ドルと17時時点(1.0915ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。1.0910ドル台を中心としたレンジ内での小動きが続き、米雇用統計の発表待ちの様相が濃い。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:131.53円 - 131.95円
ユーロドル:1.0911ドル - 1.0924ドル
ユーロ円:143.59円 - 144.02円

(岩間)
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