欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、軟調

 5日の欧州外国為替市場でドル円は軟調。22時時点では131.01円と20時時点(131.65円)と比べて64銭程度のドル安水準だった。3月ADP全米雇用報告が14.5万人増と市場予想の20.0万人増より弱い結果となり、米金利の低下とともに売りが進んだ。一時130.92円まで本日安値を更新した。

 ユーロドルは下げ渋り。22時時点では1.0958ドルと20時時点(1.0946ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。20時過ぎに1.0935ドルまで売りに押されたが、ADP全米雇用報告後はドル売りが進んだことに伴い、1.0960ドル台まで下値を切り上げた。

 ユーロ円は軟調。22時時点では143.48円と20時時点(144.03円)と比べて55銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれて円買い・ユーロ売りが進み、143.41円まで本日安値を更新した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:130.92円 - 131.84円
ユーロドル:1.0935ドル - 1.0970ドル
ユーロ円:143.41円 - 144.45円

(岩間)
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