欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、上値重い

 4日の欧州外国為替市場でドル円は上値が重い。22時時点では132.90円と20時時点(132.91円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。米金利が上昇幅を拡大したことに伴い、NY勢の参入後は買いが先行。一時133.17円まで本日高値を更新した。もっとも、その後は132.70円台まで伸び悩んでおり、買いの勢いも長続きはしなかった。

 ユーロドルはさえない。22時時点では1.0891ドルと20時時点(1.0920ドル)と比べて0.0029ドル程度のユーロ安水準だった。ドル買い戻しの流れに沿って1.0880ドル台まで弱含んだ。また、米ドルカナダドルが1.3456カナダドルの高値まで上昇するなど、他の通貨に対してもドル買いが進んだ。

 ユーロ円は22時時点では144.75円と20時時点(145.15円)と比べて40銭程度のユーロ安水準だった。ドル円やユーロドルの下落につれて144.60円台まで上値を切り下げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.17円 - 133.17円
ユーロドル:1.0883ドル - 1.0938ドル
ユーロ円:144.17円 - 145.43円

(岩間)
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