米国債市場概況・14日 10年物国債利回り、3.51%に上昇

 14日の米国債券相場で長期ゾーンは続落。表面利率3.500%の10年物国債利回りは前営業日比0.06%高い(価格は安い)3.51%で終えた。ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事のタカ派的な発言やミシガン期待インフレ率の上振れで、米利上げ長期化観測が高まると債券売りが優勢となった。市場では6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)でも利上げを続けるとの観測が浮上した。

(中村)
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