ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、買い戻し

 26日のニューヨーク外国為替市場でドル円は買い戻し。2時時点では133.81円と24時時点(133.32円)と比べて49銭程度のドル高水準。NY序盤はリスク回避の動きで始まったが、徐々に米債が売られ、170ドル超下落していたダウ平均が一時プラス圏を回復したことなどでリスク選好の動きに転じた。ドル円は133.02円を安値に、133.88円近辺まで急速に買い戻しが入った。なお、米10年債利回りは3.37%台から3.45%台まで上昇している。

 ユーロドルは上値が重い。2時時点では1.1041ドルと24時時点(1.1043ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。米金利が上昇に転じたこともあり、ユーロドルは上値が重くなり1.1033ドル付近までじり安になった。

 ユーロ円は堅調。2時時点では147.74円と24時時点(147.23円)と比べて51銭程度のユーロ高水準。米金利の上昇に対してドル円が敏感に反応したことや、ダウ平均がプラスに転じたことなどが支えになりユーロ円は堅調な動き。一時147.82円付近まで上昇し、日通し高値に迫った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.02円 - 133.94円
ユーロドル:1.0968ドル - 1.1095ドル
ユーロ円:146.46円 - 147.91円

(松井)
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