東京外国為替市場概況・10時 ユーロドル、強含み

 3日の東京外国為替市場でユーロドルは強含み。10時時点では1.1017ドルとニューヨーク市場の終値(1.0999ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準だった。昨日NY市場からの強い地合いが継続し、一時1.1020ドルまで値を上げている。ユーロ圏の銀行貸し出し調査を受けてECBの利上げ観測期待が後退している半面、低調な米労働指標を受けて米利上げ期待も低下しているため下値が堅い。

 ユーロ円は小高い。10時時点では150.31円とニューヨーク市場の終値(150.21円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇につれる形で150.39円まで値を上げているが、本邦勢不在とあって動き自体は鈍い。

 ドル円は10時時点では136.40円とニューヨーク市場の終値(136.55円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。対ユーロでのドル売りが上値を抑える形で136.39円まで下げるなどやや上値が重い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:136.39円 - 136.63円
ユーロドル:1.0999ドル - 1.1020ドル
ユーロ円:150.09円 - 150.39円

(越後)
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