欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、買い一服

 17日の欧州外国為替市場でドル円は買いが一服。20時時点では136.99円と17時時点(136.98円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。欧州勢の本格参入後も円売り・ドル買いの流れが続き、一時137.17円まで上昇。2日以来の高値を更新したが、その後は持ち高調整売りなども入り、いったんは上値が重くなった。

 ユーロドルは小安い。20時時点では1.0830ドルと17時時点(1.0831ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。欧米金利差拡大への思惑から売りが進み、4月3日以来の安値となる1.0821ドルまで下押しした。なお、4月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値は予想通りの結果となったこともあって、相場への影響は限られた。

 ユーロ円は20時時点では148.36円と17時時点(148.37円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。全般にユーロ売りの流れが目立つなか、148.17円付近まで弱含む場面も見られた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:136.31円 - 137.17円
ユーロドル:1.0821ドル - 1.0874ドル
ユーロ円:148.07円 - 148.66円

(岩間)
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