欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、高値圏の推移継続

 17日の欧州外国為替市場でドル円は高値圏の推移を継続。20時時点では155.84円と17時時点(155.82円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。時間外取引の米10年債利回りは4.39%台まで上昇。ドル円は高値圏の動きが続き、155.98円まで上げる場面もあった。

 ユーロドルは軟調。20時時点では1.0838ドルと17時時点(1.0859ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇を嫌気してユーロ安・ドル高推移。1.0836ドルまで下値を探った。18時発表の4月ユーロ圏HICP改定値は前年比+2.4%、コア指数が+2.7%と、市場予想通り速報値と変わらずの結果だった。

 ユーロ円は重い動き。20時時点では168.90円と、17時時点(169.20円)と比べて30銭程度のユーロ安水準だった。軟調なユーロドルに連動して169円割れ。168.87円前後まで下押した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.33円-155.98円 
ユーロドル:1.0836ドル-1.0869ドル 
ユーロ円:168.79円-169.29円


(関口)
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