欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、伸び悩み

 3日の欧州外国為替市場でドル円は伸び悩み。22時時点では146.78円と20時時点(146.83円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。20時過ぎに146.99円付近まで上昇したものの、147円台の回復に失敗すると146.50円台まで押し戻される場面も見られた。その後に発表された前週分の米新規失業保険申請件数は予想より弱い結果となったが、146.70円を挟んで上下に振れた程度の反応にとどまった。

 ユーロドルは小安い。22時時点では1.1032ドルと20時時点(1.1043ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。1.1040ドルを挟んだ水準でのレンジ内推移となっていたが、米10年債利回りが3.82%台まで上昇幅を拡大すると1.1020ドル台まで弱含んだ。

 ユーロ円は22時時点では161.93円と20時時点(162.14円)と比べて21銭程度のユーロ安水準だった。ドル円やユーロドルの動きにつれてやや上値が重くなり、161.70円台まで下押しした。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.29円 - 147.24円
ユーロドル:1.1025ドル - 1.1049ドル
ユーロ円:161.38円 - 162.49円

(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。