欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、堅調

 13日の欧州外国為替市場でユーロドルは堅調。22時時点では1.0516ドルと20時時点(1.0487ドル)と比べて0.0029ドル程度のユーロ高水準だった。独長期金利が上昇基調を保つなか、ユーロ買いの流れが継続。欧州中央銀行(ECB)の利下げ観測を背景に足もとで売りが続いていただけに、週末を前に持ち高を調整する買いも重なって一時1.0519ドルまで上昇した。

 ユーロ円は買い継続。22時時点では161.38円と20時時点(160.94円)と比べて44銭程度のユーロ高水準だった。「日銀が利上げ見送りを検討」との一部報道が伝わるなど、来週18-19日の金融政策決定会合を前に金利据え置きを見越した円売りが進行。ユーロドルの上昇につれた面もあり、一時161.43円まで一段高となっている。

 ドル円は22時時点では153.45円と20時時点(153.47円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。日銀の利上げ観測後退から153.66円まで強含んだが、対ユーロ主導でドル売りも強まったため上値は限られた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:152.46円 - 153.66円
ユーロドル:1.0453ドル - 1.0519ドル
ユーロ円:159.65円 - 161.43円


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。