ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、もみ合い

 26日のニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い。2時時点では143.57円と24時時点(143.56円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。24時前に143.71円まで値を上げたが、本日高値の143.73円に届かず、米10年債利回りが3.69%台まで低下するにつれて143.37円付近まで売りに押された。一方、米金利が低下幅を縮めると買いが強まるなど、総じて方向感がなかった。

 ユーロドルはこう着。2時時点では1.0908ドルと24時時点(1.0908ドル)とほぼ同水準だった。これまでの値幅は32pips程度にとどまるなど、週明けのユーロドルは引き続き動意が薄い。シムカス・リトアニア中銀総裁から「少なくともあと1回の利上げが必要」との発言が伝わったが、影響は少ない。

 ユーロ円は2時時点では156.62円と24時時点(156.59円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:142.94円 - 143.73円
ユーロドル:1.0888ドル - 1.0920ドル
ユーロ円:155.75円 - 156.74円


(越後)
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