4日香港株=米休場などで上値重いか、中国の政策期待が支え

 4日の香港市場は上値の重い展開か。4日は米国が独立記念日で休場となるほか、5日には米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録公表、7日には米雇用統計の発表が控えており、結果を見極めようと様子見ムードが強まる可能性がある。

 一方、中国政府が7月中にも景気対策を発表するほか、中国人民銀行が人民元安を食い止める措置を発表するとの観測が高まっており、政策期待が引き続き相場の支援材料となりそうだ。

 3日のNY株式相場は小幅高。翌日が独立記念日の祝日のため休場で、この日は短縮取引となったが、第3四半期初日の米国株は主要3指数がそろって小幅に続伸した。米6月ISM製造業PMIが予想を下回る弱い結果となったことで景気後退(リセッション)懸念が強まったものの、米国株の先高観が続く中、販売台数が予想を上回ったテスラが7%近く上昇したことも支援となった。

(小針)
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