ロンドン為替見通し=米CPIの影響引きずり欧州通貨は対ドルで底堅さ維持して推移か
本日のロンドンタイムも、昨日の弱い6月米消費者物価指数(CPI)を受けたドルの重さを引きずりそうだ。欧州通貨は対ドルで底堅さを維持するとみる。
英国内総生産(GDP)や英・ユーロ圏鉱工業生産など、弱い数字が見込まれる5月の欧州経済指標発表が対ドルで高値圏にある欧州通貨の利食いを誘う可能性はある。
しかし昨日のCPI同様に主要な米インフレ指標である卸売物価指数(PPI)の発表を控えている。市場参加者も同指標の内容を確認してから改めて動き方を決めると考えられる。欧州通貨は一定のレンジを維持してNYタイムを待つことになりそうだ。
想定レンジ上限
・ユーロドル:2022年2月28日高値1.1246ドル。
・ポンドドル:2022年4月21日高値1.3090ドル。
想定レンジ下限
・ユーロドル:大きめなオプション設定が観測される1.1050ドル。
・ポンドドル:12日安値1.2904ドル。
(関口)
英国内総生産(GDP)や英・ユーロ圏鉱工業生産など、弱い数字が見込まれる5月の欧州経済指標発表が対ドルで高値圏にある欧州通貨の利食いを誘う可能性はある。
しかし昨日のCPI同様に主要な米インフレ指標である卸売物価指数(PPI)の発表を控えている。市場参加者も同指標の内容を確認してから改めて動き方を決めると考えられる。欧州通貨は一定のレンジを維持してNYタイムを待つことになりそうだ。
想定レンジ上限
・ユーロドル:2022年2月28日高値1.1246ドル。
・ポンドドル:2022年4月21日高値1.3090ドル。
想定レンジ下限
・ユーロドル:大きめなオプション設定が観測される1.1050ドル。
・ポンドドル:12日安値1.2904ドル。
(関口)