ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、上値重い

 13日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。2時時点では138.08円と24時時点(138.19円)と比べて11銭程度のドル安水準となった。米金利低下を背景としたドル売りは続き、138.03円まで日通し安値を更新した。5月22日以来の137円台割れを前に下げの勢いは緩むも、戻り幅は限られた。米10年債利回りは3.76%割れまで低下幅を広げている。

 ユーロドルはしっかり。2時時点では1.1205ドルと24時時点(1.1195ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。ドル安基調が継続するなか、2022年3月以来の1.12ドル台乗せに成功した。大台乗せで上昇に勢いがつくわけでもなかったものの、1.1209ドルまでドル高ユーロ安が進んだ。また、ポンドドルも1年3カ月ぶりの高値となる1.3114ドルまで買われた。

 ユーロ円はもみ合い。2時時点では154.73円と24時時点(154.72円)と比べて1銭程度のユーロ高水準。ドル円とユーロドルそれぞれをフォローする動きとなり、154.50円台では下げ渋り、154.70円台では伸び悩む展開が続いた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.03円 - 138.95円
ユーロドル:1.1129ドル - 1.1209ドル
ユーロ円:153.89円 - 155.13円


(小針)
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