NY為替見通し=明日の米CPI発表控え動きにくい、10年債入札には要注目
本日のドル円は、明日の7月米消費者物価指数(CPI)の発表を控え動きにくい展開になるだろうが、日本時間10日2時に行われる米10年債の入札には要警戒か。
本日の10年債入札は4%台まで乗せていることもあり、投資としての魅力があるとの話はある。しかしながら、今週はイベントが少ない中で、明日は今週一番注目度の高いCPIが発表されることで、入札結果に大きく反応するのは難しいか。もっとも、この数日はイベントが少ない中で、米長期金利は激しく方向感がなく動いていることもあり、ドル円は米金利の動向に連れて動く可能性が高いので、流動性の薄い時間に大きく動くことには警戒したい。
なお、米株引け後にウォルトディズニーの決算が発表されることで、決算次第で時間外の米株先物が動いたときには、米金利や為替市場にも影響を与えそうだ。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目途は、8月8日高値143.49円を最初の抵抗とし、超えると3日高値143.89円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値目途は、日足一目均衡表・雲の上限142.83円を最初の支えとし、割り込むと8月8日安値142.41円。
(松井)
本日の10年債入札は4%台まで乗せていることもあり、投資としての魅力があるとの話はある。しかしながら、今週はイベントが少ない中で、明日は今週一番注目度の高いCPIが発表されることで、入札結果に大きく反応するのは難しいか。もっとも、この数日はイベントが少ない中で、米長期金利は激しく方向感がなく動いていることもあり、ドル円は米金利の動向に連れて動く可能性が高いので、流動性の薄い時間に大きく動くことには警戒したい。
なお、米株引け後にウォルトディズニーの決算が発表されることで、決算次第で時間外の米株先物が動いたときには、米金利や為替市場にも影響を与えそうだ。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目途は、8月8日高値143.49円を最初の抵抗とし、超えると3日高値143.89円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値目途は、日足一目均衡表・雲の上限142.83円を最初の支えとし、割り込むと8月8日安値142.41円。
(松井)