ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、伸び悩み

 14日のニューヨーク外国為替市場でドル円は伸び悩み。24時時点では145.44円と22時時点(145.34円)と比べて10銭程度のドル高水準となった。23時前に一時145.58円と昨年11月以来の高値を付けたものの、買い一巡後は利食い売りなどが出たため伸び悩んだ。一時は4.2129%前後と昨年11月以来の高水準を付けた米10年債利回りが4.17%台まで上昇幅を縮めたことも相場の重しとなった。

 ユーロドルは下げ渋り。24時時点では1.0903ドルと22時時点(1.0905ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。23時前に一時1.0875ドルと7月7日以来の安値を付けたものの、米長期金利が上昇幅を縮めると買い戻しが入った。

 ユーロ円はもみ合い。24時時点では158.58円と22時時点(158.51円)と比べて7銭程度のユーロ高水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.66円 - 145.58円
ユーロドル:1.0875ドル - 1.0961ドル
ユーロ円:158.19円 - 158.85円


(中村)
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