ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下値堅い

 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下値が堅い。24時時点では146.01円と22時時点(145.79円)と比べて22銭程度のドル高水準だった。欧州時間からの流れを引き継ぐ格好でドル売りが先行すると一時145.62円と日通し安値を付けたものの、前日の安値145.31円がサポートとして働くと買い戻しが優勢に。米10年債利回りが4.30%台まで上昇したことも相場の支援材料となり、146.16円付近まで持ち直した。
 なお、23時発表の7月米景気先行指標総合指数は前月比0.4%低下と市場予想通りの結果となった。

 ユーロドルは頭が重かった。24時時点では1.0889ドルと22時時点(1.0906ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ安水準となった。21時30分過ぎに一時1.0918ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.0935ドルがレジスタンスとして意識されると上値が重くなった。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いも出て、1.0884ドル付近まで下押しした。

 ユーロ円はもみ合い。24時時点では159.00円と22時時点(158.99円)と比べて1銭程度のユーロ高水準だった。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.62円 - 146.56円
ユーロドル:1.0862ドル - 1.0918ドル
ユーロ円:158.79円 - 159.36円


(中村)
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