ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、戻り鈍い

 18日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。24時時点では145.18円と22時時点(145.64円)と比べて46銭程度のドル安水準だった。21時30分前に一時145.77円付近まで値を上げたものの、アジア時間に付けた日通し高値145.88円が目先レジスタンスとして意識されると失速した。米長期金利が低下に転じたことも相場の重しとなり、24時前に145.14円と日通し安値を更新した。

 ユーロドルは下値が堅い。24時時点では1.0872ドルと22時時点(1.0855ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ高水準となった。21時30分過ぎに一時1.0845ドルと7月6日以来の安値を付けたものの、米10年債利回りが4.22%台まで低下するとユーロ買い・ドル売りが優勢に。23時30分前には1.0882ドル付近まで持ち直した。

 ユーロ円は弱含み。24時時点では157.84円と22時時点(158.10円)と比べて26銭程度のユーロ安水準。ドル円の下落や米株安が相場の重しとなり、一時157.79円付近まで下押しした。ただ、日本時間夕刻に付けた日通し安値157.76円は維持した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.14円 - 145.88円
ユーロドル:1.0845ドル - 1.0894ドル
ユーロ円:157.76円 - 158.59円


(中村)
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