ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、底堅い

 21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。24時時点では146.29円と22時時点(146.07円)と比べて22銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが一時4.3479%前後と2007年11月以来の高水準を記録すると、日米金利差拡大への思惑から円売り・ドル買いが先行。24時過ぎに一時146.33円と日通し高値を更新した。

 ユーロドルは頭が重い。24時時点では1.0887ドルと22時時点(1.0899ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準となった。21時前に一時1.0914ドルと日通し高値を付けたものの、17日の高値1.0918ドルが目先レジスタンスとして意識されると上値が重くなった。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いも出て、一時1.0875ドル付近まで下押しした。

 ユーロ円は小高い。24時時点では159.26円と22時時点(159.20円)と比べて6銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの下落につれた売りが出た半面、ドル円の上昇につれた買いが入ると一時159.30円と日通し高値を付けた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.15円 - 146.33円
ユーロドル:1.0870ドル - 1.0914ドル
ユーロ円:157.80円 - 159.30円


(中村)
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