ロンドン為替見通し=FRB議長とECB総裁のジャクソンホール講演待ちで動きづらい展開か
本日のロンドン為替市場のユーロドルは、ドイツの経済指標を見極めた後は、今夜予定されているパウエルFRB議長とラガルドECB総裁のジャクソンホール会合での講演を控えて動きづらい展開が予想される。
ユーロドルのテクニカル分析では、1.1276ドルを頭とするヘッド・アンド・ショルダーの右肩を形成しつつあり、200日移動平均線を下抜け、ネック・ラインも下抜けつつあるため、ヘッド・アンド・ショルダーが完成して、ユーロドルの続落リスクが高まりつつある。
4-6月期独GDP改定値(季節調整済、予想:前期比横ばい/前年同期比▲0.2%)や8月独Ifo企業景況感指数(予想:86.7)では、ユーロドルの下値リスクが高まりつつあることで、ネガティブサプライズに要警戒か。
7月の金融政策決定会合の後の会見では、パウエルFRB議長は「9月会合では追加利上げも、現状維持もあり得る。今後の金融政策は、経済指標次第」と述べ、ラガルドECB総裁は「9月やそれ以降の理事会は、データやデータの評価次第。利上げの可能性も一時停止の可能性もある」と述べていた。
今夜のジャクソンホール講演では、サプライズ発言に警戒することになる。
想定レンジ上限
・ユーロドル:1.0878ドル(日足一目均衡表・転換線)
・ユーロ円:158.18円(日足一目均衡表・転換線)
想定レンジ下限
・ユーロドル:1.0733ドル(6/12安値)
・ユーロ円:156.87円(8/23安値)
(山下)
ユーロドルのテクニカル分析では、1.1276ドルを頭とするヘッド・アンド・ショルダーの右肩を形成しつつあり、200日移動平均線を下抜け、ネック・ラインも下抜けつつあるため、ヘッド・アンド・ショルダーが完成して、ユーロドルの続落リスクが高まりつつある。
4-6月期独GDP改定値(季節調整済、予想:前期比横ばい/前年同期比▲0.2%)や8月独Ifo企業景況感指数(予想:86.7)では、ユーロドルの下値リスクが高まりつつあることで、ネガティブサプライズに要警戒か。
7月の金融政策決定会合の後の会見では、パウエルFRB議長は「9月会合では追加利上げも、現状維持もあり得る。今後の金融政策は、経済指標次第」と述べ、ラガルドECB総裁は「9月やそれ以降の理事会は、データやデータの評価次第。利上げの可能性も一時停止の可能性もある」と述べていた。
今夜のジャクソンホール講演では、サプライズ発言に警戒することになる。
想定レンジ上限
・ユーロドル:1.0878ドル(日足一目均衡表・転換線)
・ユーロ円:158.18円(日足一目均衡表・転換線)
想定レンジ下限
・ユーロドル:1.0733ドル(6/12安値)
・ユーロ円:156.87円(8/23安値)
(山下)