東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、買い戻し

 1日午後の東京外国為替市場でユーロドルは買い戻し。17時時点では1.0855ドルと15時時点(1.0844ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。欧州勢が売りで参入し、昨日安値の1.0835ドルを下抜けて1.0829ドルまで下落したが、昨日大きく低下した独長期金利が上昇してスタートすると反発。一時1.0860ドルまで切り返した。
 なお、8月仏およびユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は予想を若干下回る結果となったが、ユーロ相場への影響は今のところ見られていない。

 ドル円は戻りが鈍い。17時時点では145.41円と15時時点(145.50円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。15時30分過ぎには145.63円付近まで上昇したものの、対ユーロでドル売りが強まると145.30円台まで押し戻されている。なお、時間外の米10年債利回りは4.11%を挟んで方向感がない。

 ユーロ円は17時時点では157.85円と15時時点(157.79円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルが買い戻されたことにつれて157.97円まで値を上げたが、158円台回復には至っていない。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:145.24円 - 145.70円
ユーロドル:1.0829ドル - 1.0860ドル
ユーロ円:157.57円 - 157.97円


(越後)
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