東京マーケットダイジェスト・3日 豪ドル安・株安

(3日15時時点)
ドル円:1ドル=149.91円(前営業日NY終値比△0.05円)
ユーロ円:1ユーロ=156.89円(▲0.13円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0465ドル(▲0.0012ドル)
日経平均株価:31237.94円(前営業日比▲521.94円)
東証株価指数(TOPIX):2275.47(▲38.97)
債券先物12月物:144.96円(△0.12円)
新発10年物国債利回り:0.755%(▲0.015%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.02400%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)         <発表値>     <前回発表値>
9月マネタリーベース(前年同月比)   5.6%        1.2%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・豪ドルは軟調。日経平均株価や香港株の下落を背景にリスク回避目的の売りが先行した。豪準備銀行(RBA)の金融政策公表後も売りの流れが継続し、対ドルで0.6306ドル、対円で94.53円まで下押しした。
 なお、RBAは政策金利を予想通り4.10%で据え置くことを決定。声明文では「金融政策の幾分かの引き締めが必要になるかもしれない」などの見解を示したが、前回から大きな変更はなかった。

・ドル円は小高い。149.80円台を中心とする狭いレンジ内での推移が続いたが、昨日高値の149.87円を上抜けて一時149.93円まで年初来の高値を更新した。

・ユーロ円は小安い。日本株安を手掛かりにしたリスクオフの売りに押され、156.76円まで弱含む場面も見られた。

・ユーロドルは小安い。一時1.0460ドルまで下押すなどさえない動きとなった。ユーロ円の下げにつれたほか、時間外の米長期金利が上昇していることも相場の重し。

・日経平均株価は4日続落。米長期金利の上昇で株式の相対的な割高感が意識され、昨日のダウ平均が下落した流れを引き継いだ。海外投資家から利益確定目的の売りが目立つなか、指数は一時600円超下押し。終値としては6月1日以来、約4カ月ぶりの安値をつけた。

・債券先物相場は6営業日ぶりに反発。10年物国債入札の結果が「強めだった」と受け止められ、入札後には145円08銭まで上昇する場面も見られた。

(岩間)
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