ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、軟調
9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。24時時点では148.54円と22時時点(149.06円)と比べて52銭程度のドル安水準だった。イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの衝突を受けて中東の地政学リスクが高まる中、リスク回避的な円買いが優勢となった。アジア時間の安値148.99円を下抜けると一時148.52円まで下げ足を速めた。
米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバー内でタカ派として知られるローガン米ダラス連銀総裁が「米長期債利回りの急上昇は金融当局による追加利上げの必要性を減らす可能性がある」と発言したことも相場の重しとなったようだ。
ユーロ円も軟調だった。24時時点では156.64円と22時時点(157.00円)と比べて36銭程度のユーロ安水準。中東情勢緊迫化で欧米株価が軟調に推移するとリスク・オフの円買いが優勢となった。24時前に一時156.52円と日通し安値を更新した。
ユーロドルはもみ合い。24時時点では1.0545ドルと22時時点(1.0533ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準となった。ローガン米ダラス連銀総裁の発言を受けてユーロ買い・ドル売りが入った一方、中東情勢の緊迫化を背景にリスク・オフのユーロ売り・ドル買いが出たため相場は方向感が出なかった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.52円 - 149.24円
ユーロドル:1.0520ドル - 1.0574ドル
ユーロ円:156.52円 - 157.80円
(中村)
米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバー内でタカ派として知られるローガン米ダラス連銀総裁が「米長期債利回りの急上昇は金融当局による追加利上げの必要性を減らす可能性がある」と発言したことも相場の重しとなったようだ。
ユーロ円も軟調だった。24時時点では156.64円と22時時点(157.00円)と比べて36銭程度のユーロ安水準。中東情勢緊迫化で欧米株価が軟調に推移するとリスク・オフの円買いが優勢となった。24時前に一時156.52円と日通し安値を更新した。
ユーロドルはもみ合い。24時時点では1.0545ドルと22時時点(1.0533ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準となった。ローガン米ダラス連銀総裁の発言を受けてユーロ買い・ドル売りが入った一方、中東情勢の緊迫化を背景にリスク・オフのユーロ売り・ドル買いが出たため相場は方向感が出なかった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.52円 - 149.24円
ユーロドル:1.0520ドル - 1.0574ドル
ユーロ円:156.52円 - 157.80円
(中村)