東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、じり安

 4日午後の東京外国為替市場でユーロドルはじり安。17時時点では1.0854ドルと15時時点(1.0869ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ安水準だった。11月スイス消費者物価指数(CPI)が前年比で2021年10月以来の水準まで低下したことが伝わり、対ドルでスイスフランが売られるとユーロもつれて下落。一時1.0850ドルまで下押しした。

 ドル円は底堅い。17時時点では146.96円と15時時点(146.81円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。米長期金利の上昇幅縮小で146.58円付近まで下押しする場面があったが、対スイスフラン主導でのドル高を支えに本日高値となる147.08円まで買い上げられた。

 ユーロ円は17時時点では159.51円と15時時点(159.57円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルが下落した半面、ドル円は買われたため159円台半ばで方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:146.23円 - 147.08円
ユーロドル:1.0850ドル - 1.0895ドル
ユーロ円:159.12円 - 159.93円


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。