NY株見通しーFOMCの結果やパウエルFRB議長会見に注目
今晩はFOMCの結果やパウエルFRB議長会見に注目。昨日は米11月消費者物価指数(CPI)がほぼ市場予想通りとなったことや10年債利回りが低下したことが支援となり、主要3指数がそろって4日続伸した。主要3指数はそろって52週高値を更新し、年初来ではダウ平均が10.35%高、S&P500が20.95%高、ナスダック総合が38.86%高となった。
今晩の取引では取引時間午後に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果や、会合後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の定例記者会見に注目が集まる。FOMCでは3会合連続で政策金利の据え置きが確実視されているが、市場では来年の早期利下げ転換期待が高まっており、金融政策の見通しを巡り公表されるメンバーのFF金利見通し(ドットプロット)やパウエルFRB議長の記者会見が注目される。CMEのフェド・ウォッチが示す来年3月FOMCでの利下げ確率は45%と1カ月前の13%から大きく上昇しており、FOMCの結果やパウエルFRB議長発言が利下げ見通しを支持する結果となれば年末ラリーの継続期待が一段と高まりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントはFOMC結果公表、パウエルFRB議長会見のほか、11月生産者物価指数(PPI)、MBA住宅ローン申請指数、EIA週間原油在庫など。企業決算は引け後にノードソン、アドビが発表予定。(執筆:12月13日、14:00)
今晩の取引では取引時間午後に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果や、会合後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の定例記者会見に注目が集まる。FOMCでは3会合連続で政策金利の据え置きが確実視されているが、市場では来年の早期利下げ転換期待が高まっており、金融政策の見通しを巡り公表されるメンバーのFF金利見通し(ドットプロット)やパウエルFRB議長の記者会見が注目される。CMEのフェド・ウォッチが示す来年3月FOMCでの利下げ確率は45%と1カ月前の13%から大きく上昇しており、FOMCの結果やパウエルFRB議長発言が利下げ見通しを支持する結果となれば年末ラリーの継続期待が一段と高まりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントはFOMC結果公表、パウエルFRB議長会見のほか、11月生産者物価指数(PPI)、MBA住宅ローン申請指数、EIA週間原油在庫など。企業決算は引け後にノードソン、アドビが発表予定。(執筆:12月13日、14:00)