東京外国為替市場概況・17時 ポンド、軟調

 13日午後の東京外国為替市場でポンドは軟調。この日発表された10月英国内総生産(GDP)などの英指標が軒並み予想より弱い結果となったことを受け、ポンド売りの反応が見られた。対ドルでは1.2518ドルまで本日安値を更新。対円でも183.15円から182.50円の安値まで失速した。

 ドル円はしっかり。17時時点では145.81円と15時時点(145.56円)と比べて25銭程度のドル高水準だった。東京時間の午前に下値の堅さを確認したこともあり、午後に入っても買い戻しの流れが継続。対ポンドなどでドル買いが進んだ影響も受けたため、一時145.99円まで本日高値を更新した。

 ユーロ円は強含み。17時時点では157.25円と15時時点(157.06円)と比べて19銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて円売り・ユーロ買いが進み、157.39円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは17時時点では1.0785ドルと15時時点(1.0790ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。16時過ぎに1.0780ドルまで下落する場面があったものの、売りの勢いも長続きはしなかった。1.0780ドル台を中心としたレンジ内でのもみ合いが中心となった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.19円 - 145.99円
ユーロドル:1.0780ドル - 1.0800ドル
ユーロ円:156.78円 - 157.39円

(岩間)
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