東京外国為替市場概況・17時 ポンド、弱含み

 17日午後の東京外国為替市場でポンドは弱含み。10月英小売売上高が予想より弱い結果となったことを受け、指標発表後はポンド売りが広がった。ポンドドルは1.2374ドル、ポンド円は186.21円までそれぞれ本日安値を更新した。

 ドル円は上値が重い。17時時点では150.44円と15時時点(150.63円)と比べて19銭程度のドル安水準だった。16時過ぎに150.70円付近まで上昇する場面があったが、米10年債利回りが4.46%台から4.43%前後まで低下したことに伴い、17時過ぎには本日安値となる150.36円まで失速した。

 ユーロドルはさえない。17時時点では1.0838ドルと15時時点(1.0853ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ安水準だった。ポンドドルの下落につれて16時過ぎから売りが進み、1.0829ドルの安値まで下押しした。

 ユーロ円は17時時点では163.05円と15時時点(163.49円)と比べて44銭程度のユーロ安水準だった。ドル円やユーロドルの下落につれて円買い・ユーロ売りが進み、162.84円まで下押しした。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.36円 - 150.78円
ユーロドル:1.0829ドル - 1.0857ドル
ユーロ円:162.84円 - 163.61円

(岩間)
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