欧州マーケットダイジェスト・24日 株高・ドル安・円高
(24日終値:25日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=147.19円(24日15時時点比▲0.68円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=160.51円(▲0.11円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0905ドル(△0.0043ドル)
FTSE100種総合株価指数:7527.67(前営業日比△41.94)
ドイツ株式指数(DAX):16889.92(△262.83)
10年物英国債利回り:4.010%(△0.024%)
10年物独国債利回り:2.342%(▲0.010%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
1月仏製造業PMI速報値 43.2 42.1
1月仏サービス部門PMI速報値 45.0 45.7
1月独製造業PMI速報値 45.4 43.3
1月独サービス部門PMI速報値 47.6 49.3
1月ユーロ圏製造業PMI速報値 46.6 44.4
1月ユーロ圏サービス部門PMI速報値 48.4 48.8
1月英製造業PMI速報値 47.3 46.2
1月英サービス部門PMI速報値 53.8 53.4
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅かった。本邦長期金利の上昇や日経平均先物の下落を背景に円買い・ドル売りが先行。米長期金利の低下に伴うドル売りも優勢となり、前日の安値146.99円を下抜けて一時146.66円まで値を下げた。
ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。1月米製造業・サービス部門PMI速報値が予想を上回ると、米長期金利が上昇に転じたためドル円にも買い戻しが入った。2時前には147.43円付近まで下げ渋った。
・ユーロドルは強含み。明日25日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会を前にポジション調整目的の買いが入った。市場では「前日に昨年12月13日以来の安値を更新したあとだけに持ち高調整目的のユーロ買い・ドル売りが入りやすかった」との声も聞かれた。NY勢参入後もユーロ買い・ドル売りの流れが続き、23時30分過ぎに一時1.0932ドルと日通し高値を更新した。
ただ、良好な米経済指標をきっかけにドルを買い戻す動きが強まると1.0891ドル付近まで下押しした。
・ユーロ円は下値が堅かった。本邦長期金利の上昇や日経平均先物の下落を背景に円買い・ユーロ売りが先行すると160.24円まで下落したものの、ユーロドルの上昇につれた買いが入ると160.90円付近まで値を上げた。
ただ、東京時間に付けた日通し高値161.08円が目先レジスタンスとして意識されると失速。NY市場に入るとドル円の下落につれた売りが優勢となり、一時159.98円と日通し安値を更新した。
もっとも、ドル円の下げ渋りにつれた買いが入ると160.69円付近まで持ち直している。
・ロンドン株式相場は反発。1月英製造業・サービス部門PMI速報値が予想を上回ったことで投資家心理が上向き、株買いが広がった。中国人民銀行(PBOC)が預金準備率を引き下げると発表したことも、投資家心理の改善につながった。リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が買われたほか、セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が値上がりした。
・フランクフルト株式相場は大幅に反発。前日の米国株市場でS&P500種株価指数が連日で史上最高値を更新したほか、本日の中国株が上昇したことを受けて独株にも買いが波及した。PBOCが預金準備率を引き下げると発表したことも投資家心理の改善につながった。個別ではシーメンス・エナジー(9.26%高)やSAP(7.63%高)、ボノビア(3.50%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は英国債が下落した一方、独国債が上昇した。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=147.19円(24日15時時点比▲0.68円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=160.51円(▲0.11円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0905ドル(△0.0043ドル)
FTSE100種総合株価指数:7527.67(前営業日比△41.94)
ドイツ株式指数(DAX):16889.92(△262.83)
10年物英国債利回り:4.010%(△0.024%)
10年物独国債利回り:2.342%(▲0.010%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
1月仏製造業PMI速報値 43.2 42.1
1月仏サービス部門PMI速報値 45.0 45.7
1月独製造業PMI速報値 45.4 43.3
1月独サービス部門PMI速報値 47.6 49.3
1月ユーロ圏製造業PMI速報値 46.6 44.4
1月ユーロ圏サービス部門PMI速報値 48.4 48.8
1月英製造業PMI速報値 47.3 46.2
1月英サービス部門PMI速報値 53.8 53.4
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅かった。本邦長期金利の上昇や日経平均先物の下落を背景に円買い・ドル売りが先行。米長期金利の低下に伴うドル売りも優勢となり、前日の安値146.99円を下抜けて一時146.66円まで値を下げた。
ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。1月米製造業・サービス部門PMI速報値が予想を上回ると、米長期金利が上昇に転じたためドル円にも買い戻しが入った。2時前には147.43円付近まで下げ渋った。
・ユーロドルは強含み。明日25日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会を前にポジション調整目的の買いが入った。市場では「前日に昨年12月13日以来の安値を更新したあとだけに持ち高調整目的のユーロ買い・ドル売りが入りやすかった」との声も聞かれた。NY勢参入後もユーロ買い・ドル売りの流れが続き、23時30分過ぎに一時1.0932ドルと日通し高値を更新した。
ただ、良好な米経済指標をきっかけにドルを買い戻す動きが強まると1.0891ドル付近まで下押しした。
・ユーロ円は下値が堅かった。本邦長期金利の上昇や日経平均先物の下落を背景に円買い・ユーロ売りが先行すると160.24円まで下落したものの、ユーロドルの上昇につれた買いが入ると160.90円付近まで値を上げた。
ただ、東京時間に付けた日通し高値161.08円が目先レジスタンスとして意識されると失速。NY市場に入るとドル円の下落につれた売りが優勢となり、一時159.98円と日通し安値を更新した。
もっとも、ドル円の下げ渋りにつれた買いが入ると160.69円付近まで持ち直している。
・ロンドン株式相場は反発。1月英製造業・サービス部門PMI速報値が予想を上回ったことで投資家心理が上向き、株買いが広がった。中国人民銀行(PBOC)が預金準備率を引き下げると発表したことも、投資家心理の改善につながった。リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が買われたほか、セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が値上がりした。
・フランクフルト株式相場は大幅に反発。前日の米国株市場でS&P500種株価指数が連日で史上最高値を更新したほか、本日の中国株が上昇したことを受けて独株にも買いが波及した。PBOCが預金準備率を引き下げると発表したことも投資家心理の改善につながった。個別ではシーメンス・エナジー(9.26%高)やSAP(7.63%高)、ボノビア(3.50%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は英国債が下落した一方、独国債が上昇した。
(中村)