東京マーケットダイジェスト・9日 ドル小幅高・株伸び悩み

(9日15時時点)
ドル円:1ドル=149.39円(前営業日NY終値比△0.07円)
ユーロ円:1ユーロ=160.91円(▲0.03円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0771ドル(▲0.0007ドル)
日経平均株価:36897.42円(前営業日比△34.14円)
東証株価指数(TOPIX):2557.88(▲4.75)
債券先物3月物:146.30円(▲0.26円)
新発10年物国債利回り:0.715%(△0.020%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.02700%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)       <発表値>     <前回発表値>
1月マネーストックM2(前年同期比)  2.4%       2.3%  

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は小高い。149.30円を挟んだもみ合いが続いていたが、午後に入って時間外の米10年債利回りが低下幅を縮めるにつれて買いが散見された。昨日高値の149.48円を上抜けて149.49円まで値を上げた。ただ、3連休前の週末とあって積極的な売買は手控えられた。
 なお、植田日銀総裁は衆院予算委員会で「先行き、マイナス金利解除を実施したとしても、緩和的な金融環境が当面続く可能性は高い」などと語った。

・ユーロ円は小動き。ドル円の上昇につれる形で一時161.01円まで値を上げた。もっとも、日経平均株価が上値の重い動きとなったため、買いも続かなかった。

・ユーロドルは小幅安。ドル円がやや買われたことに伴って1.0769ドルまで下げたが、東京市場では目立ったフローは見られなかった。

・日経平均株価は続伸。昨日の米国株式相場が上昇した流れを引き継いで買いが先行し、一時約34年ぶりに3万7000円台を付けた。もっとも、一巡後は利食い売りが優勢となり、上げ幅を縮めた。

・債券先物相場は4営業日ぶりに反落。昨日の米国債券相場が下落した流れを引き継ぎ、売りが優勢となった。5年債入札がやや弱めとの見方もあり一時146.23円まで下落した。


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。