東京マーケットダイジェスト・13日 円小幅安・株大幅高

(13日15時時点)
ドル円:1ドル=149.55円(前営業日NY終値比△0.20円)
ユーロ円:1ユーロ=161.01円(△0.13円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0767ドル(▲0.0005ドル)
日経平均株価:37963.97円(前営業日比△1066.55円)
東証株価指数(TOPIX):2612.03(△54.15)
債券先物3月物:146.31円(△0.01円)
新発10年物国債利回り:0.720%(横ばい)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.02700%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)       <発表値>    <前回発表値>
1月企業物価指数
前月比                 0.0%     0.3%
前年比                 0.2%     0.2%・改 

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は小高い。日経平均株価の大幅上昇を受けて、投資家心理の改善を見越した買いが広がった。仲値後に伸び悩む場面もあったが、株高を手掛かりにした買いの流れは続き、一時149.58円まで値を上げた。

・NZドルは弱含み。NZ準備銀行(RBNZ)発表の1年先と2年先のインフレ予想が前回の数値を下回り、NZドル売りで反応した。対ドルでは0.6096ドル、対円では91.13円までそれぞれ値を下げた。

・ユーロ円は小高い。日本株高を背景に底堅い動きとなり、161.04円まで上値を伸ばした。

・ユーロドルはもみ合い。対NZドルや対円でドル高が進んだ影響から1.0761ドルまで下押す場面もあったが、昨日安値の1.0756ドル手前では下げ止まるなど、ここまでの値幅は限られている。

・日経平均株価は大幅に3日続伸。昨日のダウ平均が過去最高値を更新した流れを引き継いで、投資家のリスク志向改善を意識した買いが先行した。外国為替市場で円安基調が続いていることも輸出関連株などの支えとなり、日経平均は一時1100円を超える上げ幅に。節目の3万8000円も上抜けて、1990年1月以来の高値を更新した。

・債券先物相場は小幅反発。全般的に手掛かり材料が乏しかったほか、今晩に1月米消費者物価指数(CPI)を控えて様子見ムードが強まった。

(岩間)
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