ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、底堅い

 22日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。2時時点では150.63円と24時時点(150.42円)と比べて21銭程度のドル高水準だった。米金利を睨みながらの動きが続き、長期金利が再び上昇し始めるとじり高に。150.60円台を回復し、13日につけた年初来高値150.89円が視野に入ってきた。

 ユーロドルは戻りが鈍い。2時時点では1.0814ドルと24時時点(1.0817ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。1.26ドル前半から切り返したポンドドルにつれて下げ渋る場面もあったが、1.0820ドル近辺では頭を抑えられた。
 ポンドドルはロンドンフィキシング(日本時間1時)頃に買い戻しが入り、その後も底堅いまま1.2648ドル付近まで下値を切り上げた。

 ユーロ円は下げ渋り。2時時点では162.89円と24時時点(162.73円)と比べて16銭程度のユーロ高水準。162.60円台を下押し水準に、ドル円の上昇につれて162.90円前後まで持ち直した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.02円 - 150.65円
ユーロドル:1.0803ドル - 1.0888ドル
ユーロ円:162.56円 - 163.47円


(小針)
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