東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下げ渋り

 11日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。12時時点では147.07円とニューヨーク市場の終値(147.06円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。時間外取引の米10年債利回りは4.08%台から一時4.05%台まで低下したものの4.06%台へ小幅に戻した。ドル売り・円買いの勢いを緩和する一助となったようで、ドル円は146.54円まで下落したところから147.10円近辺まで反発した。

 ユーロ円も円買いが一巡。12時時点では160.87円とニューヨーク市場の終値(160.86円)と比べて1銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が下げ渋り、円買いの勢いが緩んだ流れに連動。160.38円を下値に、160.90円付近まで持ち直した。

 ユーロドルはもみ合いが継続。12時時点では1.0939ドルとニューヨーク市場の終値(1.0939ドル)と比べて横ばい水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.54円 - 147.16円
ユーロドル:1.0936ドル - 1.0953ドル
ユーロ円:160.38円 - 161.14円

(関口)
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