ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、小安い

 24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小安い。24時時点では156.98円と22時時点(157.07円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。5月米ミシガン大学消費者態度指数確報値は予想を上回ったものの、同時に発表された消費者の期待インフレ率が予想を下回り、速報値から下方修正されると米長期金利が低下に転じたため、ドル売りで反応した。

 ユーロ円はじり安。24時時点では170.26円と22時時点(170.44円)と比べて18銭程度のユーロ安水準。ドル円の下落につれた円買い・ユーロ売りが入った。

 ユーロドルはもみ合い。24時時点では1.0846ドルと22時時点(1.0851ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。ナーゲル独連銀総裁は「ECBはおそらく6月に利下げする可能性がある」としながらも、追加利下げについては「9月まで待たなければならないだろう」との見方を示した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.90円 - 157.15円
ユーロドル:1.0806ドル - 1.0854ドル
ユーロ円:169.63円 - 170.50円


(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。