欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、買い戻し

 5日の欧州外国為替市場でユーロドルは買い戻し。22時時点では1.0884ドルと20時時点(1.0868ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準だった。20時過ぎには1.0860ドルと日通し安値を付けたが、昨日安値の1.0859ドルが目先のサポートとして意識されると反発。5月ADP全米雇用報告が+17.5万人予想に対して+15.2万人と弱く、米長期金利が低下したことも支えとなり1.0886ドルと本日高値に面合わせした。

 ドル円はもみ合い。22時時点では156.08円と20時時点(156.06円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。低調な米労働指標を受けて155.95円付近まで下げるものの、すぐに買い戻しが入るなど、155円台ではすでに押し目買い意欲が強いことが窺われる。

 ユーロ円は22時時点では169.88円と20時時点(169.62円)と比べて26銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの反発を支えに169円台後半を維持している。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:154.80円 - 156.30円
ユーロドル:1.0860ドル - 1.0886ドル
ユーロ円:168.41円 - 170.00円


(越後)
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