欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

 17日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では157.89円と20時時点(157.62円)と比べて27銭程度のドル高水準だった。欧州序盤からの円売り地合いが続いており、6月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が-6.0と予想より強い内容だったことで、米10年債利回りが4.27%台まで上昇し、一時157.94円まで上値を伸ばした。

 ユーロ円は強含み。22時時点では169.18円と20時時点(168.81円)と比べて37銭程度のユーロ高水準だった。欧州序盤からの円売り地合いが継続。一時169.20円まで上げ幅を広げた。ポンド円も200.09円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは22時時点では1.0714ドルと20時時点(1.0710ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円の上昇に連れて、一時1.0719ドルまで上値を伸ばしたものの、米10年債利回りが4.27%台まで上昇したことで上値は限定的だった。

 ユーロスイスフランは0.9568フラン、ユーロポンドは0.8460ポンド、ユーロ豪ドルも1.6263豪ドルまでユーロ高に振れた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.16円 - 157.94円
ユーロドル:1.0686ドル - 1.0719ドル
ユーロ円:167.96円 - 169.20円



(山下)
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