欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

 20日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では158.54円と20時時点(158.41円)と比べて13銭程度のドル高水準だった。前週分の新規失業保険申請件数など米経済指標が総じて予想より弱い結果となり、158.25円前後まで弱含んだものの、米10年債利回りが4.22%台から4.28%台まで切り返すと158.57円まで反発した。

 ユーロドルは小幅安。22時時点では1.0718ドルと20時時点(1.0728ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。米経済指標は予想よりも弱かったものの、米10年債利回りが4.28%台へ切り返したことで、1.0717ドル前後まで弱含みに推移した。

 ポンドドルは、米10年債利回りの上昇や8月の英中銀金融政策委員会(MPC)で利下げ開始観測が高まったことなどから1.2675ドルまで下値を広げた。
 ポンド円も200.83円まで弱含む場面があった。

 ユーロ円は22時時点では169.93円と20時時点(169.95円)と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が強含みに推移したことで、169円台後半で底堅く推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.92円 - 158.57円
ユーロドル:1.0713ドル - 1.0749ドル
ユーロ円:169.63円 - 170.00円



(山下)
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