欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、弱含み

 18日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。22時時点では157.83円と20時時点(158.10円)と比べて27銭程度のドル安水準だった。5月米小売売上高が前月比+0.1%と予想+0.2%を下回り、4月分も速報値±0.0%から-0.2%へ下方修正された。これを受けて、一時157.63円前後までドル売りが進んだ。一巡後の戻しも157.80円台で限られた。なお、米10年債利回りが4.28%台から一時4.23%台まで低下している。

 ユーロ円は下押す。22時時点では169.37円と20時時点(169.45円)と比べて8銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落に連れて、一時169.19円前後まで売り戻された。

 ユーロドルは22時時点では1.0731ドルと20時時点(1.0718ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。予想を下回った米5月小売売上高を受けて、指標発表前の安値1.0710ドルから1.0734ドル前後まで反発した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.52円 - 158.23円
ユーロドル:1.0710ドル - 1.0741ドル
ユーロ円:168.97円 - 169.71円


(山下)
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