東京外国為替市場概況・12時 ドル円、上昇一服

 21日の東京外国為替市場でドル円は上昇が一服。12時時点では158.95円とニューヨーク市場の終値(158.93円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。仲値にかけてつけた159.13円を目先の天井に買いが一巡。達成感や、時間外取引で一時4.27%台へ上昇した米10年債利回りが4.25%台へ押し戻されたり、日経平均株価がマイナス圏をなかなか抜け出せなかったりしたことが重し。NY終値を下回り158.83円前後と、朝方につけた安値158.82円に近づく場面もあった。

 ユーロドルは小高い。12時時点では1.0716ドルとニューヨーク市場の終値(1.0702ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ高水準だった。対円でのドル高が落ち着くなか、ユーロドルはユーロ高・ドル安推移。1.0718ドルまでじり高となった。

 ユーロ円はもみ合い。12時時点では170.34円とニューヨーク市場の終値(170.09円)と比べて25銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇一服と、小高いユーロドルの動きに挟まれ、高値圏でもみ合った。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.82円 - 159.13円
ユーロドル:1.0701ドル - 1.0718ドル
ユーロ円:170.04円 - 170.37円

(関口)
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