ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、底堅い

 21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い動き。24時時点では159.57円と22時時点(158.92円)と比べて65銭程度のドル高水準だった。6月米製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値が予想を上回ったことが伝わると、円売り・ドル買いが先行。アジア時間の高値159.13円を上抜けて一時159.63円と4月29日以来の高値を更新した。
 なお、23時発表の5月米景気先行指標総合指数は予想を下回った一方、5月米中古住宅販売件数は予想を若干上回った。

 ユーロドルはもみ合い。24時時点では1.0681ドルと22時時点(1.0695ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の上昇につれた買いが入った半面、米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出ると相場はもみ合いとなった。

 ユーロ円は堅調。24時時点では170.44円と22時時点(169.96円)と比べて48銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いが出ると、アジア時間の高値170.45円を上抜けて一時170.56円と4日以来の高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.67円 - 159.63円
ユーロドル:1.0671ドル - 1.0721ドル
ユーロ円:169.33円 - 170.56円


(中村)
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