東京マーケットダイジェスト・26日 豪ドル高・株高

(26日15時時点)
ドル円:1ドル=159.81円(前営業日NY終値比△0.11円)
ユーロ円:1ユーロ=171.05円(▲0.05円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0703ドル(▲0.0011ドル)
日経平均株価:39667.07円(前営業日比△493.92円)
東証株価指数(TOPIX):2802.95(△15.58)
債券先物9月物:143.24円(▲0.24円)
新発10年物国債利回り:1.015%(△0.020%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.12900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・豪ドルは堅調。5月豪消費者物価指数(CPI)が予想を上回る結果となり、豪準備銀行(RBA)の金利高止まりが続くとの思惑から豪ドル買いが入った。対ドルでは0.6689ドル、対円では2007年以来の高値となる106.90円まで値を上げた。

・ドル円は小高い。豪ドル円などクロス円の上昇につれたほか、時間外の米10年債利回りが4.26%台まで上昇したことも支えとなり、一時159.90円まで値を上げた。もっとも、24日につけた高値159.92円手前では買いも一服している。

・ユーロ円は伸び悩み。豪ドル円の上昇につれて171.34円まで上値を伸ばす場面もあったが、ドル円と同様に24日につけた直近高値の171.45円がレジスタンスとして意識されると頭が重くなった。

・ユーロドルは小安い。米金利の上昇などが相場の重しとなり、1.0702ドルまで弱含んだ。

・日経平均株価は3日続伸。昨日の米国株式市場でハイテク株の上昇が進んだことを追い風に、この日の国内市場でも半導体関連株に買いが集まった。株価指数先物で売りを進めていた向きが損失覚悟の買い戻しを迫られたことも相場を押し上げ、指数は一時610円超上昇した。

・債券先物相場は5日続落。前日の米国債券相場が下落した流れを引き継いだほか、日銀が7月会合で示す国債買い入れ減額計画への思惑も相場の重しとなった。なお、新発10年物国債利回りは一時1.020%まで上昇する場面も見られた。

(岩間)
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