東京外国為替市場概況・10時 ドル円 上昇

 16日の東京外国為替市場でドル円は上昇。10時時点では158.36円とニューヨーク市場の終値(158.06円)と比べて30銭程度のドル高水準だった。連休明けの本邦実需勢の買いも支えに上昇。仲値通過後も買いが継続し昨日の高値を上回る158.52円まで上昇した。ただ、日本当局の円買い介入警戒感も強く、積極的に上値を試す動きにはなっていない。

 ユーロ円は連れ高。10時時点では172.47円とニューヨーク市場の終値(172.20円)と比べて27銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につられ172.65円まで買われた。連休明けの日経平均が反発してスタートし上げ幅を300円超高まで拡大した動きも下支えとなった。

 ユーロドルは10時時点では1.0891ドルとニューヨーク市場の終値(1.0894ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。1.0890ドル台の狭いレンジ内でこう着相場が続いている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.00円-158.52円
ユーロドル:1.0891ドル-1.0899ドル
ユーロ円:172.15円-172.65円


(金)
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