ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、伸び悩み

 8日のニューヨーク外国為替市場でドル円は伸び悩み。24時時点では147.29円と22時時点(147.05円)と比べて24銭程度のドル高水準だった。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったことを受けて全般ドル買いが先行すると、一時147.54円と日通し高値を付けた。ただ、前日の高値147.90円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。

 ユーロドルは24時時点では1.0906ドルと22時時点(1.0898ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だったが、23時前に一時1.0882ドルと日通し安値を付けた。米労働指標が予想より強い内容となったことを受けて、ユーロ売り・ドル買いが優勢となった。

 ユーロ円は堅調。24時時点では160.65円と22時時点(160.26円)と比べて39銭程度のユーロ高水準。ダウ平均が一時570ドル超上昇するなど、米国株相場が底堅く推移するとリスク・オンの円売りが優勢に。23時30分過ぎに一時160.72円と日通し高値を付けた。
 ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。ポンド円は一時187.55円、豪ドル円は97.01円、NZドル円は88.55円、カナダドル円は107.30円、メキシコペソ円は7.71円まで値を上げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.44円 - 147.54円
ユーロドル:1.0882ドル - 1.0945ドル
ユーロ円:158.97円 - 160.72円


(中村)
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