13日香港株=軟調か、国内外のイベントを前に様子見

 13日の香港市場は軟調か。今週は13日に7月の米卸売物価指数(PPI)、14日に米消費者物価指数(CPI)、15日に7月の米小売売上高が発表されるほか、14日には7月の中国の主要経済指標の発表が予定されている。国内外の重要イベントを前に、様子見ムードが強まりそうだ。中東の地政学的リスクへの懸念も重荷になるだろう。イランが近くイスラエルを攻撃するとの観測が高まっている。

 一方、決算内容や業績見通しを手掛かりとした個別物色が続きそうだ。きょうは万洲国際(00288)やテンセント・ミュージック(01698)などが決算を発表する。

 12日のNY市場でダウ平均が3営業日ぶりに反落し、前週末比140米ドル安で終えた。経済指標の発表を前に持ち高調整の売りが出た。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は3営業日続伸した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、HSBC(00005)、AIAグループ(01299)、テンセント(00700)、アリババ集団(09988)などが香港終値を上回った半面、中国建設銀行(00939)、中国工商銀行(01398)、香港証券取引所(00388)などが下回って引けた。
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