東京マーケットダイジェスト・15日 円底堅い・株高

(15日15時時点)
ドル円:1ドル=147.13円(前営業日NY終値比▲0.20円)
ユーロ円:1ユーロ=161.98円(▲0.27円)
ユーロドル:1ユーロ=は1.1010ドル(▲0.0002ドル)
日経平均株価:36726.64円(前営業日比△284.21円)
東証株価指数(TOPIX):2600.75(△18.85)
債券先物9月物:145.23円(▲0.25円)
新発10年物国債利回り:0.830%(△0.025%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.25800%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
    <発表値>     <前回発表値>
4-6月期実質国内総生産(GDP)速報値
前期比年率   3.1%    ▲1.8%
前期比     0.8%    ▲0.5%
6月鉱工業生産・確報値
前月比     ▲4.2%   ▲3.6%
前年同月比   ▲7.9%   ▲7.3%
6月設備稼働率
前月比     ▲3.1%    4.1%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。小幅安で始まった日経平均株価が買い戻されるとドル円にも買いが観測され、昨日高値の147.58円を上抜けて147.61円まで値を上げた。ただ、買いも続かず、上値が重いと見た向きが反対売買に動くと失速。一時147.06円まで下押ししている。

・豪ドルは底堅い。7月豪雇用統計を前に持ち高調整の動きから指標前には対ドルでは0.6571米ドル、対円では96.83円まで値を下げていたが、新規雇用者数が+5.82万人と予想の+2.00万人を上回ったことが伝わると反発。それぞれ0.6627米ドル、97.68円まで買い戻された。

・ユーロ円は頭が重い。日本株高や豪ドル円の買い戻しを支えに一時162.46円まで上げたが、一巡後は161.95円まで値を下げるなど、総じてドル円と同様の展開となった。

・ユーロドルは小動き。東京市場では目立ったフローは見当たらず、早々と欧州勢の本格参入を待つムードに。1.09ドル台前半での狭いレンジトレードとなった。

・日経平均株価は4日続伸。小安くスタートしたものの、昨日上昇した米国株を好感して一巡後は買いが優勢に。海外勢からの株価指数先物への断続的な買いも見られ、指数は一時400円超上昇した。

・債券先物相場は3営業日ぶりに反落。持ち高調整の売りが先行するなど序盤から上値が重かった。日銀の国債買い入れオペの結果が売り意欲を示す内容だったことが伝わると145.21円まで下げ足を速めた。


(越後)
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