東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小安い

 21日の東京外国為替市場でドル円は小安い。8時時点では145.11円とニューヨーク市場の終値(145.26円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。昨日の海外時間に売りが強まった流れを引き継ぎ、昨日安値の145.20円や19日安値の145.19円を下抜けた。一時145.00円と7日以来の安値を更新。今後は日本株や米金利の動向などをにらんだ動きとなることが予想されるが、下値余地が拡大している点には注意しておきたい。

 ユーロ円も小安い。8時時点では161.49円とニューヨーク市場の終値(161.67円)と比べて18銭程度のユーロ安水準だった。ドル円と同じく朝方から売りに押されて一時161.36円まで弱含んだ。日本株の取引開始や本邦勢の本格参入を待つ状態だが、今週は連日で円絡みの取引が不安定となっているため、本日のアジア時間も警戒が必要となる。

 ユーロドルは小動き。8時時点では1.1128ドルとニューヨーク市場の終値(1.1130ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。前日終値付近で動意を欠いた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.00円 - 145.30円
ユーロドル:1.1125ドル - 1.1130ドル
ユーロ円:161.36円 - 161.68円

(岩間)
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